40歳のアザラシは カウンセラーになれるか

40歳でカウンセラーを目指し何もできず現在に至る

アメフトの大学生の会見を見る。

なぜか涙が出てくる。

 

自分を守ろうとする気持ちは誰にでもあって、

それが言葉の端々に、出るもの。

若いなら尚更。

でも、こらえて、しっかり話していた。

 

いろんなことに追い詰められて、

これからも人生終わらされてしまうまで

トコトン叩かれ続けるだろう、時代。

 

名前と顔を出して、

話す勇気。

 

自分だけの問題ではない。

家族や親戚、友人、部活の仲間

 

いろんな人が泣いたと思う。

それも背負って。

 

 

皮肉なもので、美談は

人々の記憶に残らない。

 

彼の顔も名前も、

一般の人は忘れてしまうに違いない。

 

偉い大人たちは早々に逃げてしまい、

ほとぼりの冷めるのを待ってるだけで。

 

だけど彼の人生、彼の周りの人の人生には

汚点として黒々と残る。

 

苦みを、これからも、ふと思い出す。

 

人生長いのに。

 

 

でもあの姿を見れば、

責める人は誰もいないはず。

 

 

この世で一番大事なものは

教育だと私は思っていて、

その教育には愛がないと、伝わらず届かず、

その愛を学ぶのもまた、教育だと思う。

 

弱いものいじめ、卑怯。

幼稚園児以下の教育者だと思う。

 

 

この度傷つき、憤り、悲しんだ人たちには

それを覆い尽くすほどの、愛が

これから降り注ぐよう願います。