40歳のアザラシは カウンセラーになれるか

40歳でカウンセラーを目指し何もできず現在に至る

なぜ私はこんなに涙を流しているのか

料理は得意じゃないし、

夫の方ができる、とゆーか

私が作るといい顔されない。

夫は自分で作って、私に恩を着せたい。

お前のため作ってやった、と言うことと、

俺はこんなに能力がある、とゆー誇示のため。

 

なので滅多にしない料理を、

四半世紀ぶりにしていたら、

着信に気付かない。

 

夫からのメール。

軽く飲んで、帰る、と。

 

どんだけタイミング合わないんだ

どんだけ無意識下で、私の料理拒否ってんだ。

 

料理の事は、実は関係なくて。

 

ひとりで作ってひとりで食べて、

ひとりで片付けてる、途中で。

 

「夫は、どんな私を望んでるんだろう」

 

と、ふと思い至って、

 

私は多趣味で、

夫が許可?してるものと、

そうじゃないものがあって、

 

それが原因で、プチ家出とかした事ある。

 

ずっと抑えてきたし

関わるにしても、おそるおそる

お伺いを立てたり、

なるべく人と関わらない程度で

やったり、忘れようとしたり

 

してきた事がある。

 

だけど食器を洗いながら

 

 

「しょうがないじゃない、好きなんだから」

 

 

と、自分で呟いた時、

 

すごく泣きたくなって

 

夫の、こうあって欲しいって、私は、

 

私の一部を否定された所にあって

 

そうじゃない、って、

 

 

あなたの拒絶する、それが好きなのも、

私だ、それが私だ、って

 

 

よく、聞くセリフだった。

 

「これが、私なんだ」

 

当たり前じゃないか、なんて思ったけど

 

それを認められるようになるのは

こんなにも難しいことだったのか。

 

 

泣いて泣いて、ちょっと、救われた。

本当の私からの、抗議だったのだろう。

 

 

 

 

2人で居たら、この瞬間は今日はなかった。

 

 

とりあえず感謝…、ちょっと歪んでるけど。

 

 

夫が飲みに行ってくれると、助かる。

決まった曜日に、飲みに行ってくれてる。

 

 

私がひとりの時間を切望するのも、

 

無理もないこと。

 

 

別人を、演じさせられてるんだから。

 

 

夫が許せる範囲の、妻を。